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ラストチャンス





















































「ラストチャンス」





タイトル「ラストチャンス」
テーマ「挫折と成長」

◆シーン1
場面:謎の空間
オブジェクト:白い床・テーブル・二つのボトル
人物:主人公の男(14〜15歳)・神的存在(外見は天使、片翼は黒で片翼は白)

行動:
主人公がゆっくりと目を開ける。「なんだここは……?」
何もかもが白い空間を見渡し、テーブルとその奥に立つ神的存在を見つける。
主人公がそれに近づくと神的存在が語りかけてくる。
神的存在「ようこそ。この玉は君の魂だ。三つのボトルのどれかに入れたまえ」
神的存在から玉(大きさはビー玉程度)を渡される。
テーブルの上には"楽"と書かれたボトルと"苦"と書かれたボトル。
※ボトルは透明で中に半分ほど液体がたまっている
主人公「三つ?二つしかないぞ。待て、思い出せ――」
回想へ

◆シーン2
場面:学校
オブジェクト:教室
人物:主人公・いじめっ子グループ・傍観者(クラスメイト)

行動:
主人公がいじめられている。
いじめの内容は殴る蹴るではなく陰湿タイプ
いじめっ子たちは証拠を残さず主人公を追い詰める。
※机に落書き、物を捨てる、黒板に悪口等テンプレ的ないじめ。
クラスメイトは察しているが傍観に徹する
場面転換

◆シーン3
場面:夕暮れの帰り道・自宅・夜道・廃工場
オブジェクト:主人公の部屋・ロープ
人物:主人公・主人公の家族

行動:
自宅に帰る主人公
だが、いじめられていることは誰にも打ち明けられない。
そして深夜、かねてより計画していた首吊り自殺を決行。
主人公はあらかじめ用意していたロープを持って近所の廃工場へ。
鉄骨にロープを巻きつけ、首をかけ、脚立を蹴る。
謎の空間に戻る

◆シーン4
場面:謎の空間
オブジェクト:白い床・テーブル・ボトル
人物:主人公・神的存在

行動:
主人公「ああ、そうか。僕は死んだのか」
神的存在「"まだ"だ。これから君がどうなるのか。それはすべて君次第だ」
神的存在は玉(魂)をボトルに入れるよう促す。
主人公は二なのに三の矛盾に動揺しつつも意を決する。
いじめに立ち向かう決意を固める。
すると何も書かれていないボトルが出現!
主人公は玉をそのボトルに入れる。神的存在が主人公を激励
場面転換

◆シーン5
場面:廃工場・学校
オブジェクト:教室・ロープ
人物:主人公・いじめっ子グループ・傍観者(クラスメイト)

行動:
ぷつん、とロープが切れる。自殺失敗。
だが主人公の心は燃えている。一度は死んだのだから、と。
翌日、主人公はいじめっ子のリーダーを殴り飛ばす。
※自殺に使ったロープを拳に巻きつけて殴る
傍観者の女子が悲鳴をあげる
主人公「なめんじゃねぇぞ!くそったれ!」

◆シーン6
場面:学校
オブジェクト:町全体
人物:主人公・主人公の家族・教師たち・クラスメイト

行動:
証拠を残さずいじめていたため、教師たちに突然の凶行と判断される。
傍観者は口をつぐみ、主人公の家族は"被害者"に謝罪し主人公は転校する。
だが主人公は折れない。ここまでを見据えての決断だったから。
転校先で友達もでき、ひとまわり成長した主人公の日常描写で幕。

◆裏設定
残り二つのボトルについて
"楽":そのまま死亡
"苦":自殺は未遂に終わるも身体に重篤な障害が残る

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